Saturday, December 21, 2013

定番カラーの力

クリスマス!より一足お先に
気分を味わいたくて 
お気に入りのフレンチレストランへ行ってきました。

前菜の次にお願いしたスープが登場した時!
「わー!クリスマス!」
と嬉しくなって 記念撮影。。。。。


有機のかぶのポタージュスープ。
真っ白な器に 真っ白なスープ。
そこに 小さな緑と赤が浮かんでいるだけ。
ただ それだけ。。。。なのに。。。

白と緑と赤
この三色はもう「クリスマス・カラー」として
完全に刷り込まれているからです。

白は冬の雪の色。
緑は クリスマスのシンボルツリーである
ヒイラギやモミの木の常緑色の色。
赤の由来は諸説あって
ヒイラギの実の赤、
サンタクロースのモデルとなった司教の法衣の赤、
はたまた キリストが流した「贖罪の血」の赤などなど。

でもこの「赤」がクリスマスカラーの不動の地位を得たのは
コカコーラ社の広告力によるとも言われています。
1931年、赤い服を着たサンタクロースが初登場。
以来 約30年間に渡り コカコーラ社は
以下6条件を満たすサンタ像でクリスマス商戦に挑んでいました。

 ・赤い上下の服に身を包む
 ・白い髭をたくわえている
 ・ちょっと小太り
 ・陽気
 ・おじさんである
 ・手にはいつもコカコーラ

http://j.cocacola.co.jp/history/story/santa.html


繰り返し反復した学習は
しっかりと 私達人間の脳に定着します。
例えば他に ハロウィンは「オレンジ橙色と黒」など。

こうした 定番カラーが明解なテーマでの
飾り付けやデザインはとっても容易です。
色カラーのルールさえ守ればOK!
そんなときは、フォルムなどの面で少し冒険しちゃいましょう!
定番カラーへの固定観念が
かなりフォローしてくれるはずです。

by 丸岡満美


Saturday, December 14, 2013

リニューアルのお手本!

星野リゾートって きっとご存知ですよね。
星野派~反星野派。。わかれるかもしれません。

12月初旬、私はここへ初トライしてきました。
小学校からの親友との 久々の逢瀬が目的の一宿として。
私が生まれ育ったのは京都は山科。
親友は結婚しても 京都を離れず 山科で暮らしつづけてます。

ちょっと話がずれますが。。。

京都盆地と琵琶湖の間に挟まった小さな盆地。。。
それが山科です。
よく、京都の町中の人から「山科は京都と違うやん~」なんて
いけずな(=いじわるな)ことを言われるんですが(笑)。
でも、確かに 昔は 都からは遥か遠い地だったのでしょうね。
平安時代の小野小町を慕う少将のエピソードで
京都市中からの「百夜通い」の最後の日に
大雪のため道中で遭難する話がありますし。
江戸時代の赤穂浪士:大石内蔵助が
世を欺くため隠居を構えたのも山科の地。
第一線から身を引き静かに暮らす場所
の代名詞が京都の山科だったようです。。。。

と、やはりかなり 完璧にずれましたね。

今日は空間リニューアルのお話しです。

星野リゾートは 軽井沢が本拠地ながら今や 
全国各地に破竹の勢いで増殖中。
経営不振のリゾート施設や旅館を買い取り 
見事な手法で「星野リゾートワールド」を創り出されています。
単価ランクを何段階か設定されていますが
基本的に そのライバルは 外資系一流ホテルでしょう。

ゆえに、外資系の重厚な欧米スタイルな
ホスピタリティに対抗するために
モダン和風だったり アーバンカジュアルなコンセプトで 
施設空間がトータルデザインされているようです。

で 私の星野リゾート初トライは伊豆の伊東温泉。
親友が 単身赴任の旦那様を東京に訪ねて
帰途で立ち寄れる温泉旅館ということでチョイス。
伊東には「界」「アンジン」の 2軒の星野があるのですが
わかりやすい リニューアルのお手本にということで
後者「アンジン」を体験してきました。

大々的に費用をかけないで 
見違える変身をさせるための技がいろいろ です。

まずは 光~灯りの演出。
闇は不要なものを隠してくれます。
そして 暗い空間の中に 
ポイント的に配置される灯りは抜群の存在感です。
つまり、先月末の照明ワークショップとつながるのですが。。。


左写真は 客室階の廊下です。
古い6階建ての鉄筋コンクリート造の客室棟。
ホテル施設にしては、かなり広い廊下幅。
広さは豪華感につながるのですが でも
ここまで広いと 何かの造作装飾が無いと
逆に貧相に感じられてしまします。
そこで、コーナーに吊るされる大型行灯照明。
灯りだけで 広さ問題が解決!

長い廊下やライブラリのホールも。
小さな灯りでも 複数個をポンポン、、と配することで
空間にリズムが生まれて 心地良さを感じさせてくれているのです。


by 丸岡満美

Saturday, December 7, 2013

終了! 照明シェードづくりのワークショップ

ご報告です。

先週末のワークショップ
横浜は本牧地区センターにて開催しました

「クリスマス準備のためのワークショップ」
<クリスマステーブルに飾る照明シェード>

無事に終了いたしました!


こちらは午前の部の模様です。


前半はプロジェクターを使っての大画面で
さまざまな写真や絵を使ってのミニレクチャー。
デザイン照明器具のさまざまな活用シーンを紹介しました。

後半は、いよいよ、照明シェードづくりワーク。
この日は、贅沢にも 会議室を2つ使わせていただき
部屋を移動しての 集中作業開始!

私・丸岡より 形の仕組みを説明させていただき
シェードの形に紙を切出していただくための型紙を配布。
まずは、練習用紙で、いろいろなカッティング方法を試していただきます。
カットのスタイルで、完成のフォルムはさまざまに変化。
「私は少し細めに~」
「私はエッジをつなげてみます」

なかには、私のお手本にない
新カッティング方法を考案する人も。
「斜めにカットすると、どうなるでしょうか?」
「二枚重ねになるように、やってみます」

お隣りの席になった参加者同士で
見せ合ったり アイデアを出し合ったり。

とってもアットホームな ものづくりの空気感。
そんな中で 私が特に感心したのは
参加者の皆さんの集中度丁寧さ器用さ
こういったモノづくりに興味を持たれているだけあり、
とても作業が正確で丁寧で びっくり。
正直言って
私が学校で教える生徒さんよりも
ずっと器用だったりして(笑)

ゆえに。。。
かなり完成度の高い作品が出来上がりました!!
キットのLEDタッチライトとセットして点灯。
少しずつ 表情の異なる照明シェードが並びました。


「皆さんの作品を 階段に飾って記念写真を撮りませんか??」
あまりの出来栄えの素晴らしさに
私が 即興でアイデアを提案!
大喜びで、皆さんが階段にセッティング。
大盛況の撮影会となって
講座ワークショップは幕を閉じたのでありました。


ご参加いただいた方々 ありがとうございました!!


by 丸岡満美

Friday, November 29, 2013

準備中!クリスマス準備のためのワークショップ!

明日です!

~~~~~~~

クリスマス準備のためのワークショップ
「クリスマステーブルに飾る照明シェード」

11月30日(土)

 午前の部 10:30~12:00
 午後の部 15:00~16:30


~~~~~~~

現在、一生懸命に準備中!



大量に積み上げられていると
遠目からの写真だと 洋服のボタンのようですが
LEDプッシュライトです。
これにジャストフィットサイズで照明シェードを作ります。

明日はお天気も良好との予報。
晩秋の本牧散歩にも絶好ですね。

行ってきます!!


by 丸岡満美


Wednesday, November 27, 2013

SaSa主役の幻想空間

いよいよ今週末に迫ってきました。

~~~~~~~

クリスマス準備のためのワークショップ
「クリスマステーブルに飾る照明シェード」
11月30日(土)
 午前の部 10:30~12:00
 午後の部 15:00~16:30

~~~~~~~

作っていただく照明シェードのベースデザイン「SaSa」の
あれこれをお伝えしてきました。

今日は、SaSaが大群となって主役を務めた
空間アートをご披露します。


インスタレーションアート 「光樹 - 祈りの空間」

2011年 第8回草津街あかり夢あかり華あかり 
あかりART展参加作品 
小汐井神社にて


東北地方太平洋沖地震があった年の10月に
琵琶湖畔は 滋賀県草津市で行われた
イルミネーションイベントに招かれての空間アートです。

場所は 由緒ある神社の境内。
砂の上に 薄い不織布を敷いて琵琶湖の波を表現。
その上に ほんもののキャンドルをセットした
200個のSaSaを置きました。
琵琶湖に浮かべた 精霊流しです。

SaSaの材料は、特殊なコーティング和紙。
なので、普通の和紙よりも断然に
水にも熱にも強い素材です。
でも、燃えないわけではないので
取扱いに注意は必要なのですが
展示が屋外ということで、
この時は本物のティーキャンドルを
ホルダーと合わせて使用しました。
約3時間の点灯中 事故はゼロ。
幽玄の空間を提供できました。


「いやー きれいやなー」
「ええ 感じやわー」
作品鑑賞くださった方々の
関西弁での感想コメントがとても嬉しかったです。


by 丸岡満美





Sunday, November 24, 2013

ヨーロッパでの SaSa 外交

オーストリアのウィーン、南仏では
MoNoの空間アートの脇役として活躍してくれた
照明シェードSaSaですが

さらなるバックヤードにおいて

国際交流のシンボルとしても
おおいに 力を貸してくれました。



これは前回ブログにて紹介した南仏モンペリエでの
アート展示終了時の私のメモリアル・ショット
金髪の女の子は、現地大学の建築学科の学生さん。
建築フェスティバル事務局担当者から
「学生の中で、最も英語が優秀な子をピックアップしたわよ」
と紹介してもらったボランティアさんです。
<というのも、私の英語は拙いので~(汗)>
彼女は 3日間連続で 朝9時から夕方18時まで
MoNoの作品の解説係として会場に詰めてくれました。

しかも 前回紹介した エントランスアプローチと 
階段に置いた20個余りのSaSaを 
毎朝セッティングして 毎夕片づけて~
の作業も引き受けてくれて 本当に 熱心な女の子でした。

私達の展示会場は 
市認定歴史的建築物だったのですが
現役の集合住宅マンションとして
使用されている建物でした。

展示終了後、展示で使った20余個のSaSaを
住人の方々にプレゼントしようと
学生さんに仏語でメッセージを書いてもらって
階段踊り場に張り紙したところ、
指定の日時に、次々に住人の方が来てくださり
あっという間に無くなってしまいました。
「家族の人数分、4つもらっていいかしら?」
なんて、家族総出で取りに来てもらえたりと
嬉しい想い出です。

もちろん、学生さんには 最初に1個プレゼント!
写真はその時の1枚です。


ウイーン、南仏、ベルリンなど
アート制作展示で訪れた欧州各所では
お世話になった方々に SaSaをプレゼントしました。

皆さん、そのフォルム風情に まずは
ファンタスティック!と言って下さいます。
でも次に、その仕組みを説明すると
非常にシンプルな加工による一枚の紙で
出来上がっていることに感心してくれるのです。

笹~バンブーグラスbamboo-blassのフォルムを
イメージしていると説明すると「なるほど~」
とまた感心してもらえます。

でも、こういう人もいました。
でも僕には くらげ
 ~ジェリーフィッシュjellyfishに見えるよ!」


by 丸岡満美

Wednesday, November 20, 2013

SaSa もう一つの海外遠征

今月末のデザインアートな講座

~クリスマス準備のためのワークショップ~
「クリスマステーブルに飾る照明シェード」

参加者の方にトライいただく作品のデザインベースが
MoNoオリジナル 照明シェードSaSa(サ・サ)

京都のイルミネーションイベント「花灯路」のために
デザインされた「草風灯路」の
バージョンチェンジで生まれ
欧州ウィーンにて本格デビューしたことをお話ししました。

その翌年、私達MoNoは
再度にヨーロッパで空間アートを
制作展示するチャンスをゲット!

南フランスはモンペリエという街で行われる「国際建築フェスティバル」。
コンペティションにてベスト10組の建築家として選んでいただき
市認定歴史的建造物で、アートを制作するという
夢のような体験をしました。
その時の作品がこちら。
「UKIGUMO -floating clouds」


この時にも SaSaは脇役としてしっかり登場。

路地に面した建物のエントランス扉から
作品設置された中庭まで続く
暗いアプローチトンネルの床の大理石に
10数個の SaSaを設置。

また 2階レベルから作品を見下ろしてもらえる
鑑賞ポイントへ誘導するために 階段にも設置。

SaSaは 作品への水先案内人として大活躍してくれたのでした。



ポツンと1個 テーブルカウンターに飾るのは定番ですが
この写真のように 整列して配置することで
広い空間にリズムを付加することが可能なのです。
住まいでの 廊下や庭ガーデンでも応用できますよね。
小さいけれど しっかりの存在感!

by 丸岡満美

Tuesday, November 5, 2013

ショーウインドウ 完成!

11月ワークショップの会場となる
本牧地区センターのエントランスホールに
講座の宣伝告知も兼ねての
ショーウインドウのデザイン飾り付けを行ってきました!

館長の布川さんとの打合せディスカッションの中で
「じゃあ、ショーウインドウも」という話になり
10月のハロウィン装飾と入れ替わりでの
MoNoワールドの登場です。

10月初旬。ハロウィン装飾が入る前の
空っぽショーウインドウを実測して作図。
現物を目の前にしつつ その場で
デザイン案をあれこれ考えました。



持ち帰ったら 寸法に忠実に図面化。
最終デザインを決定して
ディスプレイ材料を揃えて
いざ 施工当日!

完成したのがこちら。



結果、設計案と少し異なるデザインとなりました(笑)
空間アートやディスプレイのように
すでに成立している既成の空間に 
当てはめ挿入していく作業の場合は
その空間を目の前にした時の感覚が大切です。

紙面、パソコン画面という
机上バーチャルな世界で
綿密に組み立てた案をまずは制作し
そこから どんどんと現地で
アレンジを加えて変更していきました。

で、現地作業は約2時間半~。
高さ2m、間口4m弱という、
ちょっと大き目なショーウインドウゆえ ひと汗かきました。

今回講座にご参加いただけます方は
当日のセミナー室に入る前に
どうぞ ちらっと眺めてやってくださいね!

by 丸岡満美


Friday, November 1, 2013

訪問! 和づくしの3人展

そういえば、9月に+minaさんこと
私のワークショップ・サポーターである絵里子さんの
コラボ個展にお邪魔したのも
3連休の初日だったなああ。

で、11月の3連休。いや、
正確には連休の前日の金曜日に
またまた 絵里子さんのコラボ展
立ち寄らせていただきました。

2か月も経たぬうちに、
次々に継続して活動されるのが素晴らしい!
私も 見習わねば(汗)。

今回は、「書」と「日本画」との3人展。
絵里子さんは、今回も 「抹茶と練り切り」担当。
かなり、がっつりな 和の世界。
そして、その会場となったギャラリーも がっつり「和」。
都内文京区の根津藍染町の
細い路地に建つ大正期の民家でした。

【 心のごちそう 】
~書・画・茶のコラボレーション~


元質屋さんの民家をリノベーションした空間
6畳間から直接に続く「座敷蔵」がありました。
多くの場合 「蔵」って 母屋とは別棟だったり
奥のほうに建てられていて渡り廊下でつなげたり~なのですが
ここは、玄関から覗ける距離感。
質屋ゆえ 
「預かった物品を 即 蔵へ!」
という主旨での間取りでしょうか。。。。
ちょっと不思議な空間でした。



1階奥にあるキッチン厨房は、
真っ白なモザイクタイルの
お洒落なカフェ風に改装されていました。
このキッチンで絵里子さんが作る和スイーツ練り切りは
今回は ずばり 「ツバキ!」
本物の椿の葉が添えられていました。
赤と緑のカラーコーディネートです。
「自然」をお皿に載せて 
目で楽しんで そして 味わう。
日本文化ってすごいですよね。。。。



by 丸岡満美

Friday, October 25, 2013

ウィーンデビューのSaSa

こんにちは 丸岡です。

こちらの写真の女性は 欧州オーストリアの
ニーダーエステライヒ州の建築家協会の会長さん。
2009年春、同協会から2度目の招聘をいただき
ウイーン郊外のKremsクレムスという街に
「Artist in Residence Krems」というシステムの
ゲストアーティストとして 私とパートナーは滞在。
別れの日 彼女に SaSa をプレセントしてのワンショットです。


京都・花灯路のために誕生した据置型照明カバー「草風灯路」は
照明シェードSaSa として生まれ変わり
このオーストリアでの私達の空間アート作品
「Light and Atmosphere in the Japanese way」 でデビューしたのでした。
上右の写真は 協会がデザインし手配してくれたご招待カード。
シンプルでクール!お洒落感がやっぱりウイーン風?
(ニーダーエステライヒは ウイーンを取り囲むエリアゾーンの州です)


この展示のオープニングは 
当初はランチビュッフェスタイルのデイタイムパーティーで!
と計画プランニングしてたのですが~
現地建築家の講演もブッキングされたり等で
イベント内容が膨らみ 結局は じっくり時間をかけての
イブニングタイムとなりました。
だったら、おおいに、光デザインを盛り込もう!
ということで SaSaは大活躍!

オープニングパーティー時の動画ムービー。
会場提供してくれた社長さんの開会宣言のかたわらにSaSa! 

この日 「このライトが欲しい。持って帰ってはダメ??」と
参列いただいた数人から SaSaへの熱いラブコールをいただきました。
展示はここから3週間あるから~とお断りしたのですが
ヨーロッパの人達にも気に入ってもらえた!
と内心ではVサイン! の私達なのでした。


by 丸岡満美

Saturday, October 19, 2013

照明シェード 「SaSa(サ・サ)」 


こんにちは 丸岡です。

告知スタートした「クリスマス準備のワークショップ」。
トライしていただく「照明シェード」をご紹介します。

そのモデルとなる原型は
私が協同主宰する設計事務所MoNoがデザインした
照明シェード 「SaSa(サ・サ)」です。




「SaSa」にも実は原型デザインがあります。
それは 「草風灯路」。
MoNoが、京都の四季おりおりの定例行事として有名な
イルミネーションイベント「花灯路」のためのデザインコンクール 
「創作行灯デザインコンペ」の初回優秀賞を受賞した照明カバーデザインです。
京都の古い街並みの石畳や、神社仏閣の境内等の
屋外空間に連なって配置して空間を浮かび上がらせるためのものでした。


そのイメージの源は 「笹」。 
竹林は、京都らしい景色を代表するモチーフのひとつですが、
その足元で風にゆれる熊笹を造形化させました。
1枚の平面材料にたった一工程を施すだけで立体化させるという 
「折り紙・切り紙」に見られる日本らしさもコンセプトとして盛り込んでいます。

オーダーにて販売もしております。 問合せフォームからどうぞ!


その後 私達は、インテリア空間でも使いやすいように
サイズをコンパクト化させ 工程もよりシンプル化させ
「SaSa」を誕生させました。
以降、実は MoNoが手掛ける空間アートのあちらこちらで
「SaSa」は活躍しております。
日本国内だけでなく、ヨーロッパ海外遠征もいたしました。
そのお話は また次回に。。。。

MoNoのホームページのウエルカムページは
「SaSa」の部分アップから始まります!
https://sites.google.com/site/monoinjapan/nihongo



by 丸岡満美

Friday, October 18, 2013

11月ワークショップ 告知スタート!

こんにちは 丸岡です。

前回にお知らせした 横浜の本牧地区センターでのワークショップ。
ずいぶんとお待たせしてすみません。。。。

ポスターちらしのデザインが出来ました!




特設専用 ホームページはこちらです!


今回のワークショップの主催は本牧地区センター。
館長の布川さんから お声掛けをいただき
私丸岡が プログラムをプロデュースさせていただいています。

昨日から 会場の掲示版にはカラーポスターが貼りだされ
リソグラフのチラシも印刷&配布が始まりました。
私のMoNoのサイトでの特設ページも公開スタートしました。
参加申込み受付開始は まだ1か月ほど先なのですが
ご興味あられるかた 前もってご連絡ください!


by 丸岡満美

Thursday, October 3, 2013

クリスマス準備のワークショップ!

こんにちは 丸岡です。

デザートパワーの 外部施設でのワークショップが決まりました!
日取りは 来月11月の最終土曜日です。

~~~~~~~~~~

~クリスマス準備のためのワークショップ~
「クリスマステーブルに飾る照明シェード」

日 時 : 2013年 11月 30日(土)
         午前の部 10:30~12:00
         午後の部 15:00~16:30

会 場 : 横浜市 本牧地区センター

定 員 : 各回25名

対 象 : 年齢不問
        ・ハサミまたはカッターナイフが安全に使える方
        ・10歳以下のお子様は
             保護者の方の付添いをお願いします

参加費: 1作品につき1000円(材料費・道具使用費込)
        ・付添いの方の制作は任意です

講 師:  丸岡満美(建築家アーティスト)

~~~~~~~~~~

「クリスマス?」なんて かなり 気が早いのですが
1か月半先のワークショップのお話しです。

今回は なんと年齢不問!
お子様から 大人シニアの方まで
「みんなで デザイン&アートにトライしましょ!」というプログラムです。

挑んでいただく作品は
インテリア雑貨として お家のテーブルに飾れる照明器具。
特殊コーティングされた1枚の和紙で
電池式LED器具を包む シェードを作ります。

イメージはこんな感じ。。。。

ん? この光景。 どこかで見られました?


詳しくは 当ブログ次回分でご説明しますね。
















by 丸岡満美

Tuesday, September 24, 2013

訪問! 青と紫展

3連休の初日、秋晴れ。
南千住は、予想よりも横浜からのアクセスは良好。
駅から少し迷いましたが、案内状を手に無事に到着。

会場の中に一歩、足を踏み入れると~
おー まさしく~青の世界でした。


絵里子さんは +mina
パートナーさんは Christal ART という
それぞれのアーティスト名にて
アクセサリーおよびインテリアリースをメインに
手作り作品を展示販売されていました。
私は、ハウス型の陶器の箸置きをペアで
あと、ブレスレットをいただきました。

その作品群は、テーマカラーの青と紫の色使いで統一。
でも「あーこだわってて素敵だな~」と思えたのは
作品以外での 会場のインテリア装飾にも
しっかりと手をかけていたところです。

壁には さまざまな青紫系統の
日本の伝統色を塗ったキャンバス。
頭上には 遊び心満載の青と紫の
球形・円筒形のインテリアペンダント。
夜なべして二人で作業したそうです。
その頑張りのおかげで 会場にはしっかりと
彼女たちの世界観が漂っていました。
「空間演出は絵里子さんが考えてくれたんですよ」
とパートナーのChristal ARTさん。
ちょっと、私も、鼻高々。嬉しかったです。

そして、いよいよ、待ちに待った和スイーツ!!
ポストカードそのままの美しい色合いに感動!!
食べるのがもったいないけど
口に含んで、また感動!! 美味しい~!!
練り切りにはそれぞれにタイトルがありました。
「水玉模様」 と 「手鞠あそび」。 ご馳走様でした。



by 丸岡満美


Tuesday, September 17, 2013

続+続 紙パック建築2013 プレゼンテーション編

こんにちは 丸岡です。

台風一過で、手のひらを返したような秋模様。
豪雨強風での被害は心が痛みますが
季節はここから一気に進みそうです。
冷房のスイッチをOFFにし
肌に優しくなった外気を取り込むために
自然を室内に迎え入れると~
不思議と 集中力や好奇心が湧いてきます。
潜在的に 私達が持っている生命力でしょうか。。。

さて、先週の日本は、オリンピック&パラリンピック
2020東京開催決定!にて湧きました。
大きな勝因は、投票直前の最終プレゼンテーション!
と大いに称えられています。

プレゼンテーション!
日本人のライフスタイルの中での必須スキルとして
ここ数十年で 急激に存在感を増しています。
学校でも 職場でも パーティーでも 恋愛でも。。。。
プレゼンテーションだらけです。

けれど、やっぱり、プレゼンテーションが
不得手な日本人は多いですよね。
実際、私はやはり、この文化は日本的でないと思います。
例えば、時代物のヒーローは
「志しは心中に納め、粛々と実行し、
 結果が出ても己の手柄にせず、黙って去っていく」
なんて姿が美しさの定型ですから。

でも、グローバル化な今。
世界基準の感覚感性をトレーニングせねば
自分の可能性を伸ばしていくことはできません。
私は、国際交流でヨーロッパに滞在して痛感しました。

で、時間がたっぷりと取れる講座ワークショップでは
「プレゼンテーション」を組み込む!
と いうのが 私のスタイルです。

特にお子さまのためのプログラム
あるいは、大人向けででも
何かのスキルアップを目的とする場合は
自問自答や 個人で作業完了するだけでなく
その後に 第三者に向けて
言葉や 声や所作を駆使して
「伝える わかってもらう」ための行為が
とても大切だと考えています。

今回の
~~~~~~~~~~
夏休み親子ワークショップ
「紙パック建築2013」
~建築家とつくるミニモデルハウス~
~~~~~~~~~~
では 会場が私のホームスタジオということで
可能な限りに 長居をしていただいて
作品完成をいただいて
プレゼンテーションに挑んでもらいました。


ほとんどのお子さまは 最初は 恥ずかしがってモジモジ。
そりゃすですよね、初対面ですから(笑)。
でも 「家づくり」 をめぐって 一緒にイメージを広げていきます。

イメージが広がったら 
お母さまや お父さまに手伝ってもらいながら作業に没頭。
下の写真左は 今回ワークショップの
トップバッターだったAさん母娘のお二人。
お母さまも デザイン好きとのことで
仲の良い息の合った作業光景でした!

さて作品作業が終了したら、完成品を前に
プレゼンテーションをしてもらいます。
すると、、、、、
口数も少なかったお子様でも
ポツリポツリと言葉が飛び出してきます。
一生懸命に作品に込めたさまざまな想いが
「伝えたい わかってほしい」
という気持ちに後押しされて
身体の外にアウトプットされるのです。


 写真右は小学1年生のS・I 君。
なんと、「みんなで集まって暮らす家」の
自作の設計図を持ってきてくれました。
震災時の避難所や仮設住宅について
家族でお話しする機会があったそうです。
当然に私丸岡は 興味津々!!
今回のモデルハウスのプレゼンテーションに加えて
S君が考える設計計画案をたっぷりと語ってもらいました。
これがまた とてもよく練られていました。
すごいぞ! S君!


こちらは姉弟で参加いただいたNさんの3人のお子さま。
プレゼンテーション終了後の まぶしいばかりの最高の笑顔!
お隣りあう3軒の新築住宅完成を前に勝利のポーズなのでした!


by 丸岡満美










Friday, September 13, 2013

緊急!ご案内! 青と紫展

こんにちは。丸岡です。

連続してご報告をしている夏休み親子ワークショップ
「紙パック建築 2013」では
南絵里子さん がアシスタントとして協力下さいました。

そうです。
紙パック建築 の可愛い試作品を作っていただいた
「みなみ先生」です。
http://desartpower.blogspot.jp/2013/08/2013_24.html


ワークショップに参加いただいた方からは
いろいろとお礼のメールをいただきましたが
(ありがとうございますっ!!)
多くの方が 「みなみセンセイにもよろしく!」
とのコメントを添えていただきました。


参加いただいた方には 
彼女のワーク作業のフォローを受けていただいて
その満面のスマイルの癒し度
実感していただけたのではと思います。
私が慌ただしくて なかなか十分に
それぞれのお席に回って行けない時も
彼女は機転を利かして声掛けをしてくれました。
感謝です!


しかし、彼女の本領発揮!なのは
「オリジナル・ウエルカム・ドリンク」!!



「熱中症対策も含めたドリンクコーナーを考えてるの」と
軽い考えで彼女に話したところ
「それ、私に提案させてもらっていいですか?」
と引き受けてくれた彼女。
私は氷と炭酸水と、臨時給水所を作るだけでした。

で 当日の彼女は 
重いキャスターバッグを引きずり現地到着。
そのバッグからは、次々に、材料や道具が登場。
私が用意したカウンターが
みるみるお洒落な ジュースバーに変身!
試飲させてもらったら、超美味しい!
「いや~、もう、これを軸にイベントができるよ~!」


エピソード紹介が長くなりました。
その南絵里子さんが 9月の後半の3連休に
お友達とのコラボレーションでの個展を開かれます。

~~~~~~~~
「青と紫」手展
2013年9月21日(土)~23日(月)
(株)堀 澄 animoギャラリー
(最寄駅:南千住駅 または 三ノ輪駅)
<<+mina × Christal ARTによる
   和カフェ。雑貨やアクセサリーの展示販売>>
http://minanokoto.jugem.jp/?eid=57
~~~~~~~~



「+mina」は絵里子さんのアーティスト名です。
どのような内容になるのか私もわからないのですが 
告知用の写真に一目惚れしてしまいました。
この和菓子、とても美しい!
恵理子さんプロデュースの手作りの「練切」だそうです。

私の横浜からはちょっと遠出にはなるのですが
この限定予約和菓子スイーツセット目当てで
覗きに行ってこようと思っています。

で、このスイーツセット、
先行予約だそうで、 その締切が15日(日)!!

お急ぎください!

http://minanokoto.jugem.jp/?eid=57



by 丸岡満美 





Thursday, September 12, 2013

続 紙パック建築2013 インテリアの世界

こんにちは 丸岡です。

前回に続いて 紙パック建築 2013
参加いただいた方々の作品お披露目その2
今日は インテリアバージョンをご紹介します。

紙パック建築2013夏休み編は
「外装&外構庭バージョン」と「インテリアバージョン」
の2つのコースを用意していました。

前者は 肌触りの良いフェルトの感触を楽しみながら
あざやかな14種の色を駆使して
カラフルな工作にトライしていただけます。

対して後者は 紙パック内側の白の世界がベースで
しかも用意された型紙を利用して
ケント紙をサイズ通りに切ったり組み立てたりで
地味で細かい作業が主となる工作です。

私としては、中学生の方のために考えた
「インテリアバージョン」プログラムなのですが
でも 実際は 小学校の低学年のお子様も
「こっちをやってみたい」と言っていただく人気で
かなり意外でした。


こちらは兄妹でご参加いただいたTさん。
どちらも「将来の自分が住まう家」として
イメージしていただきました。

このように紙パックの一部を切り開くことで
壁が広がって内部空間が出現します。

写真左はお兄さんの作品。
なんと将来は建築家!!!
思索に没頭するための書斎だそうです。
情熱的な赤のフロア&階段が素敵!
そう、時に創造者は情熱的にならなくては!!

そして写真右はバレリーナを夢見る妹さんの作品。
1階はレッスンスペース。ちゃんと手すりバーが設置されています。
お弟子さんも通えるように
1階には直接の玄関扉も設置されていました。
動線計画、ばっちりです!


こちらの写真左は 前回にも紹介しました1Lパックの3階作品。
やはりご兄弟で参加いただいたOさんの お兄さんの力作です。
さすが中学生!3階建ての内部空間を
時間内にしっかりと作っていただきました。
壁の開き方を工夫することで、吹抜け空間が出現しました。
これ 本当に カッコいい!

写真右上は これまた3連結のSさんの超豪邸!
いえ、牧場併用(?)住宅です。
持参した紙パック表面の印刷に
牛がいっぱいだったので 牧場経営始めたそうです(笑)
この写真では詳しく写っていませんが
連結の渡り廊下は 宙に浮いていて
なかなか凝った技巧が施されています。
住まい~仕事場~牛舎と
しっかりと機能分けされた空間構成でした。

最後 写真右下は 
プレゼンテーション中の小学6年生のRさん。
とても繊細で丁寧な仕上がりでした。
彼女は 学校の総合教育の科目で「家づくり」に取組み中で
しかもご自身は 設計担当者とか!!!
森の中の住宅という設定で
周辺環境に馴染む暮らしスタイルをテーマに
説得力のあるプレゼンをしていただけました。


インテリア空間を考える時は
その空間を使う人間の行為や気持ちに
より大きな配慮が必要だからなのでしょうか。。。
それぞれに さまざまなドラマを
しっかりと組み立てていらしゃいました。
プレゼンテーション楽しかった!


by 丸岡満美



Tuesday, September 10, 2013

力作勢揃い! 紙パック建築2013

こんにちは 丸岡です。

先月下旬に私のスタジオで実施した
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夏休み親子ワークショップ
「紙パック建築2013」
~建築家とつくるミニモデルハウス~
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お待たせしました!
参加くださった方々の力作をご紹介いたします。


こちらは小学4年生女子のM・Nさんの作品です。
屋根は欧米スタイルの赤瓦をイメージしたそうです。
4面の壁面それぞれに 異なるデザインの窓が設けられいています。
アイデアが尽きない!って感じで熱心に作っていただきました。
Nさんは、今回姉弟の3名で参加いただきましたが
お母さまも含め、モノづくり大好きオーラ満載のご家族でした!


こちらもご兄弟で参加いただきました。
作品が完成したら このようにプレゼンテーションをしていただきます。
写真左の弟さんは 今回の参加者の中で最年少の4歳!
もちろん、お母さまサポートの中での作品完成でしたが
お庭にペンギンの居住区(?)を設けるという個性的な出来上がり。
敷地内を横断するトンネルが配置されていましたが
これは彼自身のアイデアとか。。。。
きっと 家族の人に連れて行ってもらった動物園か水族館で 
そのような光景を見られたんでしょうね。
しっかりと その体験をインプットし
そして自分の表現としてアウトプットしているのが素晴らしい!


 そのほか、小学校高学年や中学生の参加者には
もう少し規模の大きな作品も作っていただけました。
写真左は 1L紙パックでの3階建てバージョンです。
縦長フォルムを生かした 縦ライン強調の色使い分けと
色数を絞ったクールな出来上がりでした。
写真右は母屋&離れの豪邸バージョン。
和風建築と洋風建築が渡り廊下で連結されています。
事前用意していた敷地セットでは狭いということで
急遽に豪邸用敷地を調達した私でした。
敏腕コーディネーターとして
即座にお好みの土地を提供いたします。(笑)


次回は続いて インテリアバージョンの作品もご紹介します。


by 丸岡満美






Sunday, September 1, 2013

終了!夏休みの親子ワークショップ

こんにちは。丸岡です。

終わりました~
ご参加いただきました方々、ありがとうございました!

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夏休み親子ワークショップ
「紙パック建築2013」
~建築家とつくるミニモデルハウス~
~~~~~~~~~~

御礼&ご報告が遅くなってしまいましたが
写真等を披露させていただきます。


今回の会場は、こんな感じにレイアウトしました。
1.8m長さのガラス天板のセンターワークテーブル
こちらで、私:丸岡が、お出迎えさせていただいて
ワークに入るためのスターティング対話を行い~
そして、完成後のプレゼンテーションを
ここでお子様に披露していただきました。

「わー。いつもの部屋とぜんぜん違う~。」
「レイアウト替え大変だったんじゃないですかあ?」
と、普段のスタジオをご存じの方は
こんな言葉をくださいました。
うん、、、、実は、、、、かなり大変でした(汗)


講師とのスターティング対話でイメージが広がったら
専用ワークテーブルで いよいよ 本格的に工作作業!
紙パック建築制作です。

参加くださった親子ご家族に専用テーブル1台をご用意。
コンクリート土間床に置き畳、
同じく打放しの壁を背もたれにしたスペースに
ステンレス天板を利用した即席台を設置。
学校やオフィスみたいな机&椅子じゃないので
ご不便を強いたかもしれませんが
逆に 「だから居心地良かった」と言って下さる方もいてホッと安心。
写真ではわかりませんが
このスペースの天井上部は吹抜けなんで
上から自然光がふりそそぐ気持ちの良いゾーンです。


参加いただいたほとんどの方は 2時間を超える滞在で
集中して&楽しみながら ワークに取り組んでいただきました。
ありがとうございました。

続いて、次回、制作していただいた作品を披露させていただきます。


by 丸岡満美







Saturday, August 24, 2013

新着!紙パック建築2013

こんにちは。丸岡です。


いよいよ、紙パック建築2013のワークショップが明日と迫りました。
開催時間ぎりぎりまで プログラムを最終調整するつもりです。


今回、2日間を通してアシスタントを務めてくれる
南絵里子さんが 「試作、出来ました~!」と
最新の紙パック建築の映像データを届けてくれました。


懐かし~い蔵風の和風の家 と カラフルな洋風な家 2軒
渋い! & 可愛い!


彼女:南絵里子さんは 
「いち ぶん の いち の世界」でも紹介した
都内のデザインスクールでの私の教え子さんです。
卒業されて、もう?年間も、顔を合わさずだったのですが
ちょっとしたきっかけで、お付き合いが復活しました。
私の女子向けワークショップの参加者だったり
そして、今回のようにアシスタントだったり~と。

在学中も その器用さは 学生群の中でピカイチ
さらに 女性らしい感性がプラスされて
当時から 独自の世界観の作品を創っていました。

明るい笑顔はそのままに 
大人な(?)女性に成長した彼女は
今 自身が理想とするいろいろな形で
「デザインとアート」+「食」と関わり活動しています。


そんな「みなみセンセイ」が 制作してくれた紙パック建築。
今回のワークショップでは
この見本を参考にしてもらいながら
自由な発想で工作していもらおうと思います。


さあ 準備大詰め! これから 私は会場にて掃除機かけてきます!


by 丸岡満美

Friday, August 23, 2013

続編!いち ぶん の いち 世界

こんにちは。丸岡です。


昨日ご報告の 設営に汗した空間アート制作。。。。

完成した現地を見届けてきました!































不織布から増幅する光、光沢素材への反射の光、で
まるで氷で創られたような 緊張感のある美しい空間に仕上がりました!

設営中の昨日のブログ写真と見比べてください!
別世界!
学生メンバーさん達の想いが伝わってきますよね!


紙の上への、フリーハンドのアイデアスケッチから
小さな模型をつくり 
日曜大工センターショップ内を歩き回りながら材料を検討し
心が折れそうになりつつも コツコツと制作作業をすすめ~

そして、この瞬間をむかえるのです。

完成したこの部屋を訪れた人の
「わー」「あらー」という感嘆の声は
制作者に 至福の時を届けてくれます。


一度でもこの体験を味わうと~癖になります。
また、創りたくなってしまうのです。


このイベント 茶室CoCoN は残念ながら
たった1日で解体されてしまいました。
もったいないなあ。
でも、そういった短い命という宿命だからこそ
このはかなさ・美しさが宿ったのかも。

学生メンバーの皆さん、お疲れ様でした。
夏の空間アートゼミ、 楽しかった!


by 丸岡満美







Thursday, August 22, 2013

いち ぶんの いち 世界

こんにちは。丸岡です。

6つの世界へ瞬間移動できる
魔法の定規の「三角スケール」の話や

紙パック建築の話がつづいたので

今日は 1分の1=1/1 
つまり 現実世界の話題を。


先月末にもワークショップを担当させていただいた
デザインスクールの学生さん達と
この3週間をかけて
空間アート・プロジェクトに取り組んでいました。

メンバーは5名。
昨年までは高校生だった人、
この3月に大学を卒業した人、
あるいは、 立派な職業人の生活から
一大決心をしてデザインの世界に飛び込んできた人、
など、10代後半から20代半ばの経歴さまざまな若者男子


ひとつの講義教室を「茶室」というテーマで
空間変化させるという特別ゼミ授業です。
と言うと、かっこいい聞こえですが
実は 23日(金)開催の夏の学園祭における
喫茶ショップの内装デコレーションの実施施工です。


授業1週目に、一人ずつがデザイン案を提示し
ディスカッションをして2案に絞り込みました。

授業2週目に、2案それぞれに模型を作り
材料予算を組み 制作のスケジュール工程表を作成し
比較ディスカッション。
そして2案のうちの1つを最終案に選択!
「繭まゆ」をテーマにした空間です。
題して「茶室CoCoN(ココン)」




昨日は、その設営の途中経過の
私丸岡の現地チェック&最終アドバイス。
不織布の使い方や、天井のシートの重ね方等を
幾つも実験して、答えを見つけていきます。

天井に白シートで柔らかな曲面をつけて~
傘の骨状のものを 吊下げて~


ここに不織布をかけて
繭まゆを創ります

全体の照明を落とすと
いい感じ








明日、期間限定にて 茶室CoCoN 開店!
私はこの日は客の一人として
ふらりと立ち寄る予定です。
完成した空間で お茶をいただくのが楽しみ!


by 丸岡満美



Tuesday, August 20, 2013

紙パック建築 インテリアバージョン

こんにちは。丸岡です。

開催日までのカウントダウン開始!な
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夏休み親子ワークショップ
「紙パック建築2013」
~建築家とつくるミニモデルハウス~
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本日は、小学生高学年や
中学生の参加者の方のための
紙パック建築 インテリア構築バージョンを試作してます。
紙パックを切り開く方法はいろいろあって
ご本人の工夫アイデア次第で
どんどんと世界が広がっていきます。



















さて参加いただく方には
作品の母体となる紙パックの持参をお願いしています。

使用するサイズは500mlですが
1000mlでも、カットして使うので大丈夫です。
個数は1個でOKですが
「まちがった~!」という不測の事態のために
予備のもう1個も足して
2個を持参くだされば安心です。

リサイクルで出すために
切り開いていらっしゃる方が多いと思いますが
出来れば、開かず立体のままお持ちください

或いはこの写真のように
上部は開ききって
底部はカッターナイフ等で十文字に切って
ペチャンコにして持参ください。

お帰り時は 当然に立体になるので
大きめの完成作品用袋バッグを忘れずにお願いしますね!



by 丸岡満美




Sunday, August 18, 2013

魔法の定規

こんにちは。丸岡です。


今 現在の私の机の上は、こんな状態。

















今度に使う親子ワークショップ材料の色トリドリなフェルト生地。
切り開いた牛乳パック。
箱状に組み立てられるよう切り出した厚め画用紙。
カッターナイフ。

そして、三角スケール

二枚セットで売っている△▽の三角定規ではありません。

拡大するとこれです。
















ご覧のとおり断面が三角形してます。
つまり、3つの面があります。
それぞれの面の両端に違う目盛が刻んであります。
で、3面×2種の目盛=6種類の目盛がこれ1本で測れる!
という魔法の定規なのです。


建築やインテリア、機械や電気配線図等の
工業製図をする人には当たり前の道具です。
実際の形を縮小コピーのように 小さく縮めて描くときの
「縮尺(しゅくしゃく)」という基準寸法で測る時に使います。

例えば実際の1mの長さを図面にする時
1mの長さの紙を用意することはできませんから
当然に縮めて描きます。
半分の1/2に縮めたら 紙の長さは50cmでOK
1/5に縮めるなら 20cmでOK
となるのですが いちいち計算するのって大変~!
ってことで 「1/2」「1/5」の世界が
あらかじめ目盛で刻まれているのが「三角スケール」
親しみを込めて 業界人は「サ・ン・ス・ケ!」と呼びます(笑)


でも 普通には 家庭にはありませんよね。


大学やスクール講座へ
建築インテリアを志してくる学生さん達にとっても
最初は「どうなってんの? どうやって使うの?」状態です。
それが、半年後には、筆箱ペンケースには必ず入っているという
一般筆記用具のレギュラーメンバーになっています。
筆箱に入ってないと、その日一日は、なんだか不安になったりして。
さらに言うと、加えて、カッターナイフも
いつしかペンケースの常連になります。。。。。
こうなれば もう 立派な デザイン・オタク!


話を戻しますが~


6種類の目盛が刻んであるということは
6種類の空想の世界へ 一瞬でトリップできるということなんです。
そう、空想旅行のための強力な兵器!
サンスケを紙の上に置くと
もう、頭の中は、「1/2」「1/5」の世界へ。
自分自身が指先ぐらいのサイズになって
自由に 紙の上を歩き始めるのです。
かと思うと また現実の世界に戻ってあれこれ考える。


で、今、私は、サンスケで紙パックを採寸しては
うーんと考え込みつつ 彷徨っております。



by 丸岡満美



Friday, August 16, 2013

試作中~紙パック建築2013

こんにちは。丸岡です。


約10日後に迫ってきた
夏休み親子ワークショップ
「紙パック建築2013」
~建築家とつくるミニモデルハウス~

私のホームグラウンドの花咲スタジオを
25日(日)と26(日)の2日間を開放しての
今回のワークショップ
おかげさまで お問合せ そしてお申込みも順調で
特に日曜日はお昼前後の枠を残すのみとなりました。
月曜日はまだ13時半以降の枠は余裕があります
まだ迷ってらっしゃる方がいらっしゃたら、ぜひ!

と言いたいところですが
今年の横浜の小中学校は27日(火)が始業式なんですよね。
その前日というのは、大切なスイッチ切り替え日。
心と身体を整えて 長い夏のライフスタイルを
慎重に切り替える時間ですよね。
「もっと8月の早い時期にしてほしかった~」
とのお声も チラホラいただきました。
次への参考にさせていただきます!














さて、ここのところの私は、そのワークショップで
作っていただくプログラムをあれこれ思案中です。
こちらは、敷地内の外部空間 つまり 「家の庭」の試作写真です。
ニンジン(人参)カラーの単色で作ったので
ちょっとイメージがわかりにくいかなあ??
道路から続くゲート門、地面の飛び石、
2種の樹木を作ってみました。
お人形を一人、立たせているので
ボリューム感はわかっていただけますでしょうか。


お人形の目線になって、ゲートから覗くと、こんな風景が見えます。
















試作実験と言いつつ、夢中になってる自分を発見!
大人ワークショップでもいいかも!


by 丸岡満美









Saturday, August 10, 2013

もう一つの プチ白い森?

こんにちは。丸岡です。


先週のとある日。
6月の横浜山手エリスマン邸の装飾アート
「白い森 - White Forest」で
私達MoNoチームに ゲストアーティストとして
参加していただいた 島津まどか さん。

彼女が主宰される
 ”テーブルスタイリングサロン「M Lily」”の
ホームサロンにご招待いただき
遅ればせながらの
「白い森」のお疲れ様!会
機会を持つことができました。

フラワーデザイナーであり
テーブルコーディネーターであり
そして 料理研究家(? といった表現でいいのかな?)
である まどかさん。

今までも、展示の打合せのために
こちらのサロンには
何度か寄せていただきましたが
美味しいお酒と一緒に
お料理をゆっくりいただくのは初めて。













見晴らしの良いサロン上の屋上バルコニーで、まずビールとオードブルをいただいて。。。

サロン室内のメインテーブルは
「白い森」でも使っていただいた
テーブルクロスと色違いがかけられ、
グラスやカトラリー等々も見覚えのあるものがチラホラ。。。








「白い森」のダイニングのプチ・リアル体験!も楽しめ、いつにも増して、時を忘れて心地良い時間を過ごさせていただいたのでした。



by 丸岡満美

Friday, August 9, 2013

「プチ白い森」化計画 花咲スタジオ


こんにちは。丸岡です。


このブログの母体となる
デザインとアートのサロン
「デザートパワー」の

そして同じく私が協同主宰する
「MoNo(エムオウエヌオウ」の


ミーティング・サロンとして
「花咲スタジオ」というスペースがあります。
http://www.mono-japan.net/work/hanasaki-house

私の仕事の打合せはもちろん
写真展や スライド会
そしてパーティー宴会会場として活躍してます。
またレンタルスペースとしてお貸しもしています。


先日、この2階スペースを
「プチ白い森」化しました。






















そうです。
6月に横浜山手の
西洋館「エリスマン邸」での展示作品
「白い森 -White Forest」 の一部を運び入れて設置
コンクリート打放しのクールな空間に
ペーパーアートが挿入されました。

クラシカルな洋館の空間とは
これまた ぜんぜん異なる不思議な世界が
花咲スタジオに出現中です。


月末の親子ワークショップまでに
撤去するか このままにするか
現在 思案中です。。。。。


by 丸岡満美







Tuesday, August 6, 2013

公開スタート!「白い森 - White Forest」 フォト&ムービー


こんにちは。丸岡です。


6月に横浜山手の西洋館で制作公開した
空間装飾アート 「白い森 - White Forest」
写真と動画ムービー
やっとMoNoのホームページでの
公開を開始しました。

ぜひお暇な折りにアクセスしてみてください。
フォトギャラリーはこちらです。
http://www.mono-japan.net/work/white-forest

そして、動画ムービーはこちらです。
 ●白い森 - White Forest  by MoNo



会期からすでに2か月経過してしまいました。
亀の歩みですね。
やっとことさ です。

写真については「花と器のハーモニー実行委員会」の
母体である「公益財団法人 横浜市緑の協会」の
ご厚意でいただいたデータ。
ムービーは、MoNoが撮り溜めた動画を編集し
イメージの音源を重ねて仕上げました。

展示に来ていただいた方は
あの空気感を 再びに
思い起こしていただけると嬉しいです。

来ていただけなかった方は
不思議な「記憶と生命の森」を
ぜひイメージしてみてください!


by 丸岡満美


Monday, July 29, 2013

目標達成しやすい体質づくり

こんにちは。丸岡です。


ご案内していました、
デザインスクールでのインテリアデザインのワークショップ
無事に終了しました


当日は スクール在校生の学生さんにも加わっていただき
和気アイアイとした2時間半となりました。


実質、2時間弱で仕上げたのがこちらのペーパー模型。
まずは 自由に 登場人物や部屋の使い方を空想し
フィクションなストーリーを考えます。
ちょっとした シナリオライター気分です。
そして、そのストーリーにふさわしい舞台として
必要な家具や 部屋の大きさや形を合せていきます。
私が用意する型紙を使って 
家具や部屋の形はカンタンに制作!

ワークショップの最後は
カンタン・プレゼンテーション!
トーク話術も大切なデザインの一部なんです。
幾つものアイデア案を出して 
練って&練って&練って~
という過程も大切なんですが
この日は 2時間半のワークショップ。
直観的に浮かんだファーストアイデアを
とにかくまとめて 最後まで仕上げる!
途中で気に入らない箇所が出てきても
なんとか妥協策を見つけて 
きちんとラストのゴールテープを切る!


デザインを志す人はもちろんですが、
お子さんから、大人まで、
つまり、良い結果・目標達成を願う人には
誰にでもプラスになるワークです。

成功への道のりを
自分自身の足でしっかり歩く
その感覚を無意識層に刻むっていうことなんですね。
生産的な体質がつくれます!


by 丸岡満美