Saturday, August 24, 2013

新着!紙パック建築2013

こんにちは。丸岡です。


いよいよ、紙パック建築2013のワークショップが明日と迫りました。
開催時間ぎりぎりまで プログラムを最終調整するつもりです。


今回、2日間を通してアシスタントを務めてくれる
南絵里子さんが 「試作、出来ました~!」と
最新の紙パック建築の映像データを届けてくれました。


懐かし~い蔵風の和風の家 と カラフルな洋風な家 2軒
渋い! & 可愛い!


彼女:南絵里子さんは 
「いち ぶん の いち の世界」でも紹介した
都内のデザインスクールでの私の教え子さんです。
卒業されて、もう?年間も、顔を合わさずだったのですが
ちょっとしたきっかけで、お付き合いが復活しました。
私の女子向けワークショップの参加者だったり
そして、今回のようにアシスタントだったり~と。

在学中も その器用さは 学生群の中でピカイチ
さらに 女性らしい感性がプラスされて
当時から 独自の世界観の作品を創っていました。

明るい笑顔はそのままに 
大人な(?)女性に成長した彼女は
今 自身が理想とするいろいろな形で
「デザインとアート」+「食」と関わり活動しています。


そんな「みなみセンセイ」が 制作してくれた紙パック建築。
今回のワークショップでは
この見本を参考にしてもらいながら
自由な発想で工作していもらおうと思います。


さあ 準備大詰め! これから 私は会場にて掃除機かけてきます!


by 丸岡満美

Friday, August 23, 2013

続編!いち ぶん の いち 世界

こんにちは。丸岡です。


昨日ご報告の 設営に汗した空間アート制作。。。。

完成した現地を見届けてきました!































不織布から増幅する光、光沢素材への反射の光、で
まるで氷で創られたような 緊張感のある美しい空間に仕上がりました!

設営中の昨日のブログ写真と見比べてください!
別世界!
学生メンバーさん達の想いが伝わってきますよね!


紙の上への、フリーハンドのアイデアスケッチから
小さな模型をつくり 
日曜大工センターショップ内を歩き回りながら材料を検討し
心が折れそうになりつつも コツコツと制作作業をすすめ~

そして、この瞬間をむかえるのです。

完成したこの部屋を訪れた人の
「わー」「あらー」という感嘆の声は
制作者に 至福の時を届けてくれます。


一度でもこの体験を味わうと~癖になります。
また、創りたくなってしまうのです。


このイベント 茶室CoCoN は残念ながら
たった1日で解体されてしまいました。
もったいないなあ。
でも、そういった短い命という宿命だからこそ
このはかなさ・美しさが宿ったのかも。

学生メンバーの皆さん、お疲れ様でした。
夏の空間アートゼミ、 楽しかった!


by 丸岡満美







Thursday, August 22, 2013

いち ぶんの いち 世界

こんにちは。丸岡です。

6つの世界へ瞬間移動できる
魔法の定規の「三角スケール」の話や

紙パック建築の話がつづいたので

今日は 1分の1=1/1 
つまり 現実世界の話題を。


先月末にもワークショップを担当させていただいた
デザインスクールの学生さん達と
この3週間をかけて
空間アート・プロジェクトに取り組んでいました。

メンバーは5名。
昨年までは高校生だった人、
この3月に大学を卒業した人、
あるいは、 立派な職業人の生活から
一大決心をしてデザインの世界に飛び込んできた人、
など、10代後半から20代半ばの経歴さまざまな若者男子


ひとつの講義教室を「茶室」というテーマで
空間変化させるという特別ゼミ授業です。
と言うと、かっこいい聞こえですが
実は 23日(金)開催の夏の学園祭における
喫茶ショップの内装デコレーションの実施施工です。


授業1週目に、一人ずつがデザイン案を提示し
ディスカッションをして2案に絞り込みました。

授業2週目に、2案それぞれに模型を作り
材料予算を組み 制作のスケジュール工程表を作成し
比較ディスカッション。
そして2案のうちの1つを最終案に選択!
「繭まゆ」をテーマにした空間です。
題して「茶室CoCoN(ココン)」




昨日は、その設営の途中経過の
私丸岡の現地チェック&最終アドバイス。
不織布の使い方や、天井のシートの重ね方等を
幾つも実験して、答えを見つけていきます。

天井に白シートで柔らかな曲面をつけて~
傘の骨状のものを 吊下げて~


ここに不織布をかけて
繭まゆを創ります

全体の照明を落とすと
いい感じ








明日、期間限定にて 茶室CoCoN 開店!
私はこの日は客の一人として
ふらりと立ち寄る予定です。
完成した空間で お茶をいただくのが楽しみ!


by 丸岡満美



Tuesday, August 20, 2013

紙パック建築 インテリアバージョン

こんにちは。丸岡です。

開催日までのカウントダウン開始!な
~~~~~~~~~~
夏休み親子ワークショップ
「紙パック建築2013」
~建築家とつくるミニモデルハウス~
~~~~~~~~~~

本日は、小学生高学年や
中学生の参加者の方のための
紙パック建築 インテリア構築バージョンを試作してます。
紙パックを切り開く方法はいろいろあって
ご本人の工夫アイデア次第で
どんどんと世界が広がっていきます。



















さて参加いただく方には
作品の母体となる紙パックの持参をお願いしています。

使用するサイズは500mlですが
1000mlでも、カットして使うので大丈夫です。
個数は1個でOKですが
「まちがった~!」という不測の事態のために
予備のもう1個も足して
2個を持参くだされば安心です。

リサイクルで出すために
切り開いていらっしゃる方が多いと思いますが
出来れば、開かず立体のままお持ちください

或いはこの写真のように
上部は開ききって
底部はカッターナイフ等で十文字に切って
ペチャンコにして持参ください。

お帰り時は 当然に立体になるので
大きめの完成作品用袋バッグを忘れずにお願いしますね!



by 丸岡満美




Sunday, August 18, 2013

魔法の定規

こんにちは。丸岡です。


今 現在の私の机の上は、こんな状態。

















今度に使う親子ワークショップ材料の色トリドリなフェルト生地。
切り開いた牛乳パック。
箱状に組み立てられるよう切り出した厚め画用紙。
カッターナイフ。

そして、三角スケール

二枚セットで売っている△▽の三角定規ではありません。

拡大するとこれです。
















ご覧のとおり断面が三角形してます。
つまり、3つの面があります。
それぞれの面の両端に違う目盛が刻んであります。
で、3面×2種の目盛=6種類の目盛がこれ1本で測れる!
という魔法の定規なのです。


建築やインテリア、機械や電気配線図等の
工業製図をする人には当たり前の道具です。
実際の形を縮小コピーのように 小さく縮めて描くときの
「縮尺(しゅくしゃく)」という基準寸法で測る時に使います。

例えば実際の1mの長さを図面にする時
1mの長さの紙を用意することはできませんから
当然に縮めて描きます。
半分の1/2に縮めたら 紙の長さは50cmでOK
1/5に縮めるなら 20cmでOK
となるのですが いちいち計算するのって大変~!
ってことで 「1/2」「1/5」の世界が
あらかじめ目盛で刻まれているのが「三角スケール」
親しみを込めて 業界人は「サ・ン・ス・ケ!」と呼びます(笑)


でも 普通には 家庭にはありませんよね。


大学やスクール講座へ
建築インテリアを志してくる学生さん達にとっても
最初は「どうなってんの? どうやって使うの?」状態です。
それが、半年後には、筆箱ペンケースには必ず入っているという
一般筆記用具のレギュラーメンバーになっています。
筆箱に入ってないと、その日一日は、なんだか不安になったりして。
さらに言うと、加えて、カッターナイフも
いつしかペンケースの常連になります。。。。。
こうなれば もう 立派な デザイン・オタク!


話を戻しますが~


6種類の目盛が刻んであるということは
6種類の空想の世界へ 一瞬でトリップできるということなんです。
そう、空想旅行のための強力な兵器!
サンスケを紙の上に置くと
もう、頭の中は、「1/2」「1/5」の世界へ。
自分自身が指先ぐらいのサイズになって
自由に 紙の上を歩き始めるのです。
かと思うと また現実の世界に戻ってあれこれ考える。


で、今、私は、サンスケで紙パックを採寸しては
うーんと考え込みつつ 彷徨っております。



by 丸岡満美



Friday, August 16, 2013

試作中~紙パック建築2013

こんにちは。丸岡です。


約10日後に迫ってきた
夏休み親子ワークショップ
「紙パック建築2013」
~建築家とつくるミニモデルハウス~

私のホームグラウンドの花咲スタジオを
25日(日)と26(日)の2日間を開放しての
今回のワークショップ
おかげさまで お問合せ そしてお申込みも順調で
特に日曜日はお昼前後の枠を残すのみとなりました。
月曜日はまだ13時半以降の枠は余裕があります
まだ迷ってらっしゃる方がいらっしゃたら、ぜひ!

と言いたいところですが
今年の横浜の小中学校は27日(火)が始業式なんですよね。
その前日というのは、大切なスイッチ切り替え日。
心と身体を整えて 長い夏のライフスタイルを
慎重に切り替える時間ですよね。
「もっと8月の早い時期にしてほしかった~」
とのお声も チラホラいただきました。
次への参考にさせていただきます!














さて、ここのところの私は、そのワークショップで
作っていただくプログラムをあれこれ思案中です。
こちらは、敷地内の外部空間 つまり 「家の庭」の試作写真です。
ニンジン(人参)カラーの単色で作ったので
ちょっとイメージがわかりにくいかなあ??
道路から続くゲート門、地面の飛び石、
2種の樹木を作ってみました。
お人形を一人、立たせているので
ボリューム感はわかっていただけますでしょうか。


お人形の目線になって、ゲートから覗くと、こんな風景が見えます。
















試作実験と言いつつ、夢中になってる自分を発見!
大人ワークショップでもいいかも!


by 丸岡満美









Saturday, August 10, 2013

もう一つの プチ白い森?

こんにちは。丸岡です。


先週のとある日。
6月の横浜山手エリスマン邸の装飾アート
「白い森 - White Forest」で
私達MoNoチームに ゲストアーティストとして
参加していただいた 島津まどか さん。

彼女が主宰される
 ”テーブルスタイリングサロン「M Lily」”の
ホームサロンにご招待いただき
遅ればせながらの
「白い森」のお疲れ様!会
機会を持つことができました。

フラワーデザイナーであり
テーブルコーディネーターであり
そして 料理研究家(? といった表現でいいのかな?)
である まどかさん。

今までも、展示の打合せのために
こちらのサロンには
何度か寄せていただきましたが
美味しいお酒と一緒に
お料理をゆっくりいただくのは初めて。













見晴らしの良いサロン上の屋上バルコニーで、まずビールとオードブルをいただいて。。。

サロン室内のメインテーブルは
「白い森」でも使っていただいた
テーブルクロスと色違いがかけられ、
グラスやカトラリー等々も見覚えのあるものがチラホラ。。。








「白い森」のダイニングのプチ・リアル体験!も楽しめ、いつにも増して、時を忘れて心地良い時間を過ごさせていただいたのでした。



by 丸岡満美

Friday, August 9, 2013

「プチ白い森」化計画 花咲スタジオ


こんにちは。丸岡です。


このブログの母体となる
デザインとアートのサロン
「デザートパワー」の

そして同じく私が協同主宰する
「MoNo(エムオウエヌオウ」の


ミーティング・サロンとして
「花咲スタジオ」というスペースがあります。
http://www.mono-japan.net/work/hanasaki-house

私の仕事の打合せはもちろん
写真展や スライド会
そしてパーティー宴会会場として活躍してます。
またレンタルスペースとしてお貸しもしています。


先日、この2階スペースを
「プチ白い森」化しました。






















そうです。
6月に横浜山手の
西洋館「エリスマン邸」での展示作品
「白い森 -White Forest」 の一部を運び入れて設置
コンクリート打放しのクールな空間に
ペーパーアートが挿入されました。

クラシカルな洋館の空間とは
これまた ぜんぜん異なる不思議な世界が
花咲スタジオに出現中です。


月末の親子ワークショップまでに
撤去するか このままにするか
現在 思案中です。。。。。


by 丸岡満美







Tuesday, August 6, 2013

公開スタート!「白い森 - White Forest」 フォト&ムービー


こんにちは。丸岡です。


6月に横浜山手の西洋館で制作公開した
空間装飾アート 「白い森 - White Forest」
写真と動画ムービー
やっとMoNoのホームページでの
公開を開始しました。

ぜひお暇な折りにアクセスしてみてください。
フォトギャラリーはこちらです。
http://www.mono-japan.net/work/white-forest

そして、動画ムービーはこちらです。
 ●白い森 - White Forest  by MoNo



会期からすでに2か月経過してしまいました。
亀の歩みですね。
やっとことさ です。

写真については「花と器のハーモニー実行委員会」の
母体である「公益財団法人 横浜市緑の協会」の
ご厚意でいただいたデータ。
ムービーは、MoNoが撮り溜めた動画を編集し
イメージの音源を重ねて仕上げました。

展示に来ていただいた方は
あの空気感を 再びに
思い起こしていただけると嬉しいです。

来ていただけなかった方は
不思議な「記憶と生命の森」を
ぜひイメージしてみてください!


by 丸岡満美