Wednesday, June 25, 2014

グラデーションキャンドルづくり

土曜の昼下がり目黒川沿いエリアを散策しました。
遅めランチを狙ってか けっこうな人出です。
若いカップル、女子同士、男子同士。
熟年シニアなカップルもいらっしゃいいます。
チラホラと スーツ姿のビジネスマンも。

久々にこのゾーンを歩きましたが
お洒落なカフェがさらに増えて活気満々。

「水辺」というシチュエーションもいいんですよね。
目黒川の場合は その水面が
視界に入ってくるほど近くはないのですが
「水」の清涼感 浄化のイメージが
ウオーターゾーンのポジティブな印象につながります。


この日は とある スタジオ工房で
大小2つのグラデーションの
キャンドルづくりを堪能しました
鮮やかな青と緑とオレンジ。
見本色を手に取りながら 直感だけで選んだカラーです。
白く表面に浮き上がるブロックキャンドルが
寒天スイーツみたいで美味しそう?

始めて訪れたキャンドルづくり専門のスタジオだったのですが
土曜日の午後という時間帯だったためか
講座を受講する人で賑わっていました。

そんな人達の 作業工程を横目で見ていると。。。
いろいろな道具や技を使って
さまざまな創作ができるんだなあと感心。
どんなジャンルも はまると奥深いんですね。

さあこの完成したオリジナルキャンドルを
いつ使おうか。。。。


by 丸岡満美

Thursday, June 19, 2014

横浜元町 モダン和菓子

先週に訪問した「花と器のハーモニー2014」。
為谷一重さんからお土産でいただいた和菓子を
週末のティータイムのお供にしました。

このイベントのための限定品
『香月花』
3種の羊羹が組みあわさった一口サイズのセット。
もしかして「よーかん」(洋館と羊羹)でちょっとダジャレてる?

和菓子本体 も パッケージも 
ピンク系を軸にしたカラーコーディネートが女性向けで可愛らしい。
しかも淡いピンクの羊羹の名は 「バラようかん」。
横浜の洋館の街らしい商品です。
お味のほうも とても美味しかった!

山手の高台のふもとにある元町の和菓子屋「香炉庵」さんの商品です。
商店街のメインストリートと平行する路地にお店があります。
外国人墓地から下りてきたあたり。
10年ほど前に「新しいお店ができたんだなあ」と気づきつつ
一度も足を踏み入れたことがありませんでした。

路地の角地のビルで 
大きなガラスの店舗入れ口が半地下になっていて
通りからでも けっこう店内の様子がうかがえるんです。
和菓子屋さんだけれど モダンなインテリアだなあ~
と思っていたのでした。
今回の限定商品の包装デザインが素敵でした。
薄~い細~い線画で
「みなとみらい地区の建物群」と
「7つの山手洋館群」が描かれているのです。
いただいた羊羹。。。
かなり美味しかったので
次の山手&元町訪問時は立ち寄ってみようかと思います。


by 丸岡満美

Tuesday, June 10, 2014

竹の空間 ~花と器のハーモニー2014


梅雨空の1週間の天気予報とにらめっこ。
降水確率が最も低いこの日を選んで
「花と器のハーモニー2014」に行って来ました。

このイベントは 毎年6月に
横浜の山手地区に市が所有する7つの洋館の内部空間に
選抜されたアーティストが
「フラワーデザイン」と「テーブルコーディネート」を軸に
装飾演出を施し公開するというものです。

昨年2013年は 私丸岡のMoNoは
元町公園内に立地する「エリスマン邸」のアーティストとして
コンペティションで選出していただきました。
フラワー&テーブルコーディネーターの
<島津まどか>さんとタッグを組んで
「白い森」とタイトルして
洋館内部を真っ白にしたのでした。
      作品写真はこちら!     作品動画はこちら!
あれから1年。。。。。。


今年の「エリスマン邸」がどんな風に変化するかが楽しみで。
そして 昨年のこのイベントで出逢って
とっても懇意にしていただくようになった
食空間コーディネーターの<為谷一重>さんが担当される
「234番館」の展示に期待大でお邪魔しました。


~if・千利休と私の友達をスイーツでおもてなしをするとしたら~ 
コーディネーター :為谷一重 藤原素朝
花と器のハーモニー2014 234番館にて
いつもモダン和テイストな世界を展開される為谷さん。
昨年2013年は 「旧柳下邸」を担当されていました。
今年の当イベントの お題=全体テーマが
「おもてなし~スイーツstory」であることから
<千利休>を創作の主軸にされてます。
なるほど~。茶の湯に菓子はつきもの。
日本が誇る「おもてなしの巨匠」です。
で、且つ、茶道に明るくない人でも <利休>を知ってます。
その名前を聞くだけで ある共通のイメージが広がります。

上の写真Photoは 館内2階のギャラリールーム。
さまざまな素材で「路地庭」が出現していました。
「枯山水庭園」は 白砂で海を見立てて表現しますが
これらの材料は 紙や布や網。
これって 新しい「枯山水」じゃないですか!


1階の部屋にも 2階にも
何本もの太い竹が 床~天井を貫きます。
つまり 洋館内部が 「竹林」になってるんです。
竹林空間に 利休がイメージされた
野点のテーブルや 路地庭が創り込まれているのです。
きゃー。ちょっと私の草風茶室」とかぶってる??

昨年までは 前谷裕一氏がプロデューサーを担当されて
参加アーティストも公選されていたのですが
今年からシステムが変わったようです。
が やはり グランプリ審査はあったようで~。

こちらが グランプリ作品。

花・竹・水洋館 
コーディネーター : 粕谷 尚弘
花と器のハーモニー2014 エリスマン邸にて
エリスマン邸の応接室には
その空間をめいっぱい使って竹の軸線が交錯してました。
がっつり生け花の世界です。

今年は「準グランプリ」の設定があったそうで
(昨年は無かったぞ!)
受賞したのは 為谷さんの234番館!。おめでとーございます!

偶然なのか 審査の傾向なのか
2作品とも 華道家の方の作品で 竹がメインで使われていますね。
洋館の特徴である 高い天井の空間を
ダイナミックに操作しているところが正解!だと私も思いました。

by 丸岡満美



Thursday, June 5, 2014

横浜山手スケッチ会

梅雨入り宣言!


しばらくは 
傘が手放せない日が続きますね。


梅雨に入るギリギリの日程で
建築を学ぶ学生さん達を連れて
横浜山手のイタリア山庭園!
に行ってきました。


思えばちょうど1年前の私は
「花と器のハーモニー」の催事で
山手に通い詰めていました。
いや~懐かしいっ!

今回の山手訪問の目的は 
前週に講義で教えた「2消点透視図法」
実践での<洋館スケッチ>です。
こんな感じの。。。。
透視図とは 遠近感を表現した描画法です。
建築インテリアでは 「完成予想パース」として
図面をもとに その寸法サイズを
可能な範囲で反映させて作図するのです。

今はコンピューターで簡単に
図面からパースを起こせたりするのですが
でも やっぱり フリーハンド手描きで
サササッとスケッチが描けたら
設計デザイナーとしては 快感!なのです。

この日は 図面からのパース作図ではなく
目の前の景色を紙に再現するスケッチ。
1~2時間 その場に座り込んでの作業は
かなりの 脳エネルギー消費を伴います。
まず 建物を舐めるように見つめ、
そして目で見た情報を整理して 紙面に出力。
描きながら 訂正&修正 繰り返し!
この日は快晴!
日陰を探して腰をおろして 2時間集中!

横浜山手洋館群の今年2014年の「花と器のハーモニー」は
今週末からスタートです。
賑やかなイベントが始まる直前の
そして 梅雨に入る直前の
穏やかで静かな 山手でのひとときなのでありました。


by 丸岡満美