日没後は 肌寒さも感じる頃になりましたね。
9月半ばに私がベルリン入りした時は こんな気候でした。
滞在中は そこから気温はさらに降下。。。
今回の作品制作は屋外空間なので
持参した衣装群で重ね着して なんとか過ごしておりました。
でも~ 6日目頃に ホテルではセントラルヒーティング暖房がスタート。
その日の朝 温水ラジエーター器がほんのり温かくなっているのを発見!
「助かった~」 とても有難く思ったのを覚えています。
でも、9月から暖房なんだなあ~。
緯度を考えると 北海道よりもさらにもっと北極に近いわけで
さすがベルリン!と感心などもしておりました。
10日間滞在したホテルの客室 窓からは どんより空の下の街並み |
前日まで、ずーっと重苦しい雲が
支配していたベルリンの空模様。
スコールシャワーに見舞われて
制作中の作品の一部が台無しに~なんてこともありました。
公開初日が迫ってくる頃の
私、ミースハウスのスタッフ その他サポーター陣の合言葉は
「でもとにかく オープニングに雨だけは降らないで!」でした。
毎日、館長が自分のスマホで天気予報を見せてくれましたっけ。。。
というのも 私から館長へ提案した
オープニングイベントでの茶の湯パフォーマンスは
「残念だけど 雨天時は無理!中止!」の申し送りをしてたんです。
でも 「絶対に大丈夫!」という 不思議な自信(?)とともに
制作を続けておりました。
作品のの輪郭がおおよそ出来上がってきた頃に
協力を申し出てくださったベルリン在住の日本人の方々と
現地打合せをした時にも
皆さん「うん、大丈夫みたいよ」的な思考モードでした(笑)。
この写真は その折りのもの。
「Invisible Tea House」は 床を持たないデザインなのですが
オープニングの茶の湯のためだけに 「特製床」を設置することに。
実はこの床は 日本から追っかけて駆け付けてくれた
デザインスクールの私の教え子さんに作ってもらいました。
⇒その時の模様はこちらの「まるゼミ」ブログで!
http://marusemi.blogspot.jp/
「ござ」にする??
「毛氈」にする??
2バージョンを持ち込んでいただきシミュレーション。
館長さんは 「あなたのイメージで決めて」と
私の判断にゆだねてくれたので~
だんぜん 赤! 毛氈!
で決定したのでありました。。。。
ミースハウスの空間の中に こんな鮮やかな赤はありません。
だからこそ オープニングでは
2時間だけの異次元のスペースを。。。。
by 丸岡満美
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