Sunday, September 14, 2014

紙パック建築レポート プレゼンテーション!

紙パック建築ワークショップ・レポート最終回です。
祝完成!のプレゼンテーション編。

完成した紙パック建築の街並みを
ディスプレイ用ステージにセットしてレセプションテーブルへ
そして 一生懸命に作った作品について
自由にお話しをしていただきます。
そのトークの視点は本当にそれぞれです。

   例えば 「この家は入れ口が~ 屋根裏が~」と
   建物の仕組みを、1軒ずつ順番に説明してくれたり

   暖色系で~、寒色系で~、隣り合う家は似させて~」と
   カラーコーディネートへのこだわりを見せてくれたり

   それぞれの建物に住む人使う人、お店の細かな業種設定など
   街の人々のストーリーを語ってくれたり

恥ずかしがり屋のお子さんは ちょっと最初はうつむき気味。
でも 質問形式でやりとりしていくと 言葉がどんどん溢れてきます。
そして世界観も広がっていきます。
聞いている私やスタッフも とても楽しくなってきます。


作品を前に誇らしげに笑顔やVサイン。
右上写真は 中学生で参加いただいた兄妹さんのオリジナル作品。
建築模型は 白一色で仕上げる「ホワイトモデル」も多いのですが
これはまさにそれですね。
高学年以上のお子さまの場合は より正確に寸法設計したり
まったくオリジナルの紙パック建築フォルムを制作してもらったりしました。

紙パック建築のお子さまワークショップには 
次の2つの私の想いが載せられています。

・日常に身近な素材が 自身の発想しだいで
 まったく異なるものに生まれ変わることを体験してほしい。
 
・建物や街は 既成の状態で住まわされるものではなく
 自分から 積極的に変化させながら
 暮らし使っていくものであることを体感してほしい。

あっという間の2時間ですが
ほんの少しでも記憶に残ってもらえると幸せです。

by 丸岡満美
 


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