Tuesday, September 17, 2013

続+続 紙パック建築2013 プレゼンテーション編

こんにちは 丸岡です。

台風一過で、手のひらを返したような秋模様。
豪雨強風での被害は心が痛みますが
季節はここから一気に進みそうです。
冷房のスイッチをOFFにし
肌に優しくなった外気を取り込むために
自然を室内に迎え入れると~
不思議と 集中力や好奇心が湧いてきます。
潜在的に 私達が持っている生命力でしょうか。。。

さて、先週の日本は、オリンピック&パラリンピック
2020東京開催決定!にて湧きました。
大きな勝因は、投票直前の最終プレゼンテーション!
と大いに称えられています。

プレゼンテーション!
日本人のライフスタイルの中での必須スキルとして
ここ数十年で 急激に存在感を増しています。
学校でも 職場でも パーティーでも 恋愛でも。。。。
プレゼンテーションだらけです。

けれど、やっぱり、プレゼンテーションが
不得手な日本人は多いですよね。
実際、私はやはり、この文化は日本的でないと思います。
例えば、時代物のヒーローは
「志しは心中に納め、粛々と実行し、
 結果が出ても己の手柄にせず、黙って去っていく」
なんて姿が美しさの定型ですから。

でも、グローバル化な今。
世界基準の感覚感性をトレーニングせねば
自分の可能性を伸ばしていくことはできません。
私は、国際交流でヨーロッパに滞在して痛感しました。

で、時間がたっぷりと取れる講座ワークショップでは
「プレゼンテーション」を組み込む!
と いうのが 私のスタイルです。

特にお子さまのためのプログラム
あるいは、大人向けででも
何かのスキルアップを目的とする場合は
自問自答や 個人で作業完了するだけでなく
その後に 第三者に向けて
言葉や 声や所作を駆使して
「伝える わかってもらう」ための行為が
とても大切だと考えています。

今回の
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夏休み親子ワークショップ
「紙パック建築2013」
~建築家とつくるミニモデルハウス~
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では 会場が私のホームスタジオということで
可能な限りに 長居をしていただいて
作品完成をいただいて
プレゼンテーションに挑んでもらいました。


ほとんどのお子さまは 最初は 恥ずかしがってモジモジ。
そりゃすですよね、初対面ですから(笑)。
でも 「家づくり」 をめぐって 一緒にイメージを広げていきます。

イメージが広がったら 
お母さまや お父さまに手伝ってもらいながら作業に没頭。
下の写真左は 今回ワークショップの
トップバッターだったAさん母娘のお二人。
お母さまも デザイン好きとのことで
仲の良い息の合った作業光景でした!

さて作品作業が終了したら、完成品を前に
プレゼンテーションをしてもらいます。
すると、、、、、
口数も少なかったお子様でも
ポツリポツリと言葉が飛び出してきます。
一生懸命に作品に込めたさまざまな想いが
「伝えたい わかってほしい」
という気持ちに後押しされて
身体の外にアウトプットされるのです。


 写真右は小学1年生のS・I 君。
なんと、「みんなで集まって暮らす家」の
自作の設計図を持ってきてくれました。
震災時の避難所や仮設住宅について
家族でお話しする機会があったそうです。
当然に私丸岡は 興味津々!!
今回のモデルハウスのプレゼンテーションに加えて
S君が考える設計計画案をたっぷりと語ってもらいました。
これがまた とてもよく練られていました。
すごいぞ! S君!


こちらは姉弟で参加いただいたNさんの3人のお子さま。
プレゼンテーション終了後の まぶしいばかりの最高の笑顔!
お隣りあう3軒の新築住宅完成を前に勝利のポーズなのでした!


by 丸岡満美










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