来月後半に ドイツはベルリンに遠征にまいります!
久々の 欧州でのアート制作です。
会場は「ミース・ファン・デル・ローエ・ハウス」(Mies van der Rohe Haus)。
ベルリン市リヒテンベルク区が管轄するギャラリーです。
<ミース・ファン・デル・ローエ>とは 建築家の名前です。
「20世紀の三大建築家」として挙げられるほどの
泣く子も黙る建築界の大巨匠です。
彼はまた 当時の先進的デザイン教育を実践していた
「バウハウス」の3代目校長も務めていた人物ですが
ナチス政権下で この学校が廃校になった後にアメリカに亡命します。
今回 私が作品制作する会場ギャラリーは
ミースが亡命前にドイツで最後に手掛けた建物「旧レムケ邸」を
完成当時の姿に復元し、保存活用されている施設なんです。
そうです。横浜山手地区の洋館等でトライしているコンセプト
「歴史的空間でのインスタレーションアート」で今回も挑戦!です。
約1年前にこのお話しをいただき
あっという間に本番まで1か月半となりました。
今年のMoNoの賀状はこの建物外観と
私達のアート作品シーンをレイアウトしたものでした。
この煉瓦の平屋建ての小さな住宅が会場です。
これは約5年前にベルリン訪問時に撮影したPhoto。
「Less is more」とは ミースの名言中の名言です。
「より少ないことこそ より豊かである」というとおり
彼の建物はシンプルそのもの!
けれども洗練されてて 知的でクールで~
というところから 建築業界では ミースファン多いんです。
またミースが設計する住宅は
自然豊かな広大な庭園を持つものが多いのですが
この「旧レムケ邸」もそうです。
旧東ベルリン地区の高級住宅街にあります。
敷地は湖に接していて 美しい湖面を楽しめます。
いや~こんな暮らしがしてみたい。
このような空間でアート制作できる幸運に心より感謝している私です。
by 丸岡満美
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