Friday, March 14, 2014

茶の湯文化のスイーツ

前回にご案内した 「黄と緑展」

黄色は アフリカの強い太陽の日差し。
緑色は イスラムの聖なる色。
イスラム教の創唱者ムハンマドのターバンの色。

マラケシュの街からもらったインスピレーションで
展開される デザイン雑貨達

そして会場でいただける
和スイーツ
絵里子さん特製の「練り切り」も
イスラム風モチーフのフォルムになると
なんだか洋菓子っぽく見えてきます。

今月は 初旬に うちのMoNoが手掛けた「草風茶室」で
武者小路千家のお点前によるお茶をいただき

そして 下旬には この「黄と緑展」にて
イスラム風の和スイーツでお茶をいただきます。

。。。今月は お抹茶マンスリー!!
茶の湯とは 縁遠い私には 滅多にない事です。


和菓子の洗練は 茶の湯の発展があってこそでしょう。
あくまで お茶の引き立て役。
でも、茶室の風情や床飾り、茶器のいろいろに目を配っている時に
主役のお抹茶よりも先にに登場するのがお茶菓子です。
半紙という究極にシンプルな器に乗った茶スイーツに
客人達の目は 間違いなく 釘付けになりますよね。

ホスト亭主が掲げる茶会コンセプトに
相応しいデザインを要求され続けて
茶スイーツは どんどん 
スタイリッシュになっていったのでしょう。
食することの出来る手のひらサイズの造形です。


ところで和菓子って 
和食の範囲に含まれないのでしょうか?
和スイーツは 文化遺産じゃないのかな?



by 丸岡満美


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